トップ
>
嫌
>
ぎらい
ふりがな文庫
“
嫌
(
ぎらい
)” の例文
初め抽斎は西洋
嫌
(
ぎらい
)
で、攘夷に耳を
傾
(
かたぶ
)
けかねぬ人であったが、前にいったとおりに、
安積艮斎
(
あさかごんさい
)
の書を読んで悟る所があった。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
その兄の
派出好
(
はでずき
)
で勉強
嫌
(
ぎらい
)
であった昔も眼の前に見えるようであった。
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
浅黄の
天鵝絨
(
びろうど
)
に似た西洋花の
大輪
(
おおりん
)
があったが、それではなしに——筋一ツ、元来の薬
嫌
(
ぎらい
)
が、快いにつけて飲忘れた、一度ぶり残った呑かけの——
水薬
(
すいやく
)
の瓶に、ばさばさと当るのを、
熟
(
じっ
)
と
瞻
(
みつ
)
めて立つと
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
嫌
常用漢字
中学
部首:⼥
13画
“嫌”を含む語句
大嫌
上機嫌
御嫌
御機嫌伺
嫌疑
嫌厭
嫌忌
嫌気
気嫌
忌嫌
毛嫌
負嫌
去嫌
機嫌伺
好嫌
機嫌
嫌悪
御機嫌
不機嫌
嫌々
...