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ふりがな文庫
“
女性
(
ひと
)” の例文
何しろあの人たちは本当の
女性
(
ひと
)
なんだからね……ただ整形外科の医学の方は人の顔の美醜を自由に造りかえる位にはいっている。
地図にない島
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
あの
女性
(
ひと
)
が——と、聴くものも、いうものも、ただ顔を見合った。また、その次だった。もうその時分には、練馬の新築に越していたのだが
江木欣々女史
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
この辺にこんな上品な美しい
女性
(
ひと
)
が住んでいたら、いままでにその評判を聞かないわけはないから、これはおそらく都の人が
三
(
み
)
つ
山
(
やま
)
詣
(
もう
)
でをしたついでに
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
「伯母さん、
兼
(
かね
)
てお話した通り、偉い
女性
(
ひと
)
に相違ありませぬがネ、——伯母さんより
十歳
(
とを
)
も上のお姿さんですよ」
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
……あなた以外の
女性
(
ひと
)
が私の心を占めることは絶対に、絶対に、絶対に有り得ない。
ベートーヴェンの生涯:02 ベートーヴェンの生涯
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
▼ もっと見る
そうした、おなじ国の、おなじ年頃の、フランスの人になっている、おなじ京都の
女性
(
ひと
)
にさえお雪は
往来
(
ゆきき
)
がなかったのだ。
モルガンお雪
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
「
左様
(
さやう
)
、余程意思の強い
女性
(
ひと
)
らしいです——何でも
亡母
(
おつかさん
)
が偉かつたと云ふことだから」と篠田は言ふ
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
中野は、実際のところ一と眼慶子を見た時から、理想の女性にぶつかったような、自分の一生には、もう二度とこれ以上の
女性
(
ひと
)
には逢うまいと思うような感激を覚えていた。
地図にない島
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
大そうあでやかな
女性
(
ひと
)
が、遠山ずりの色美しい衣服を着て、召使らしい十四五歳のきれいな少女に包みをもたせ、ぐっしょりと濡れて、いかにも困った様子をしていたが、豊雄と視線があうと
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
伝右衛門氏は、それほどの
女性
(
ひと
)
を、金で
掴
(
つか
)
んでいるというふうに、好意をよせられないのもしかたがなかった。
柳原燁子(白蓮)
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
長二、お前、
亜米利加
(
アメリカ
)
とかで大層お世話になつた
婦人
(
かた
)
があるぢや無いか、偉い
女性
(
ひと
)
だとお前が言ふのだから、大した人に相違なかろが、一つ其
婦人
(
かた
)
を貰ふわけにやなるまいか
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
切子
(
きりこ
)
の
壺
(
つぼ
)
のような
女性
(
ひと
)
だ、いろんな面を見せてふくざつにキラキラしている。
江木欣々女史
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
そつくりそのまま似て生れてしまつてゐる
果敢
(
はか
)
ない
女性
(
ひと
)
だつた。
日本橋あたり
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
“女性”の解説
女性(じょせい、el: γυναίκα、en: woman)は、男性と対比されるヒト(人間)の性別であり、女の人。一般的に「女性」という語は成人の女を指す。未成年の女子に対しては「少女」となり、小児の場合は「女の子」や「女児」となる。
(出典:Wikipedia)
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
性
常用漢字
小5
部首:⼼
8画
“女性”で始まる語句
女性的
女性化主義
女性尊重主義者
女性達
女性化
女性美
女性名
女性方
女性式
女性主義