“女性化主義”の読み方と例文
読み方割合
フェミニズム100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかもそれは時代の潮流に適合するため、変装された女性化主義フェミニズムの仮面の下で、いつも本能獣のきばぎ光らしているのである。
詩の原理 (新字新仮名) / 萩原朔太郎(著)
されば、今日の如き、近代文化のあらゆる女性化主義フェミニズムにかかわらず、人心の本源する一部に於ては、なおかつ権力感情の獅子ししが猛然とたけりたっている。
詩の原理 (新字新仮名) / 萩原朔太郎(著)
彼等は実に、近代の女性化主義フェミニズムの文化に於ける、正面からの反動主義者で、仮面をかぶらない正直な——あるいは馬鹿な——真の正銘の貴族主義者の一族だった。
詩の原理 (新字新仮名) / 萩原朔太郎(著)