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女夜叉
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にょやしゃ
ふりがな文庫
“
女夜叉
(
にょやしゃ
)” の例文
かつて、櫛まきお藤が与吉の口から弥生に対する丹下左膳の恋ごころを聞かされて一変、
緑面
(
りょくめん
)
の
女夜叉
(
にょやしゃ
)
と化したあの場所だが。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
「そりゃ、
女夜叉
(
にょやしゃ
)
かもしれないわ。ただ、こんな
女夜叉
(
にょやしゃ
)
にほれられたのが、あなたの因果だわね。——まだうたぐっているの。じゃわたし、もう知らないからいい。」
偸盗
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
禰宜
気
(
け
)
もない事、この
女夜叉
(
にょやしゃ
)
の
悪相
(
あくそう
)
じゃ。
多神教
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
いや、それよりはこれまでのどの仏菩薩の
御像
(
おすがた
)
にも似ていないのでございます。別してあの
赤裸
(
あかはだか
)
の
幼子
(
おさなご
)
を
抱
(
いだ
)
いて
居
(
お
)
るけうとさは、とんと人間の肉を
食
(
は
)
む
女夜叉
(
にょやしゃ
)
のようだとも申しましょうか。
邪宗門
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
外見
(
そとみ
)
は
女菩薩
(
にょぼさつ
)
、
内心
(
ないしん
)
女夜叉
(
にょやしゃ
)
に、突如湧いた仏ごころ。
丹下左膳:03 日光の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
夜
常用漢字
小2
部首:⼣
8画
叉
漢検準1級
部首:⼜
3画
“女”で始まる語句
女
女子
女房
女性
女中
女王
女郎花
女将
女郎
女形