大頭おほがしら)” の例文
正太しようた此日このひがけのあつめをやすませもらひて、三五らう大頭おほがしらみせ見舞みまふやら、團子屋だんごや背高せいたか愛想氣あいそげのない汁粉しるこやをおとづれて、うだまうけがあるかえとへば、しようさんおまへところ
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
巨巖の如き大頭おほがしら脊骨せぼねの弓の太しきも
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
正太はこの日日がけの集めを休ませもらひて、三五郎が大頭おほがしらの店を見舞ふやら、団子屋の背高せいたか愛想気あいそげのない汁粉やをおとづれて、どうだまうけがあるかえと言へば、正さんお前好い処へ来た
たけくらべ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
巨巌の如き大頭おほがしら脊骨せぼねの弓の太しきも
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)
三五郎が大頭おほがしらの店を見舞ふやら、團子屋の背高が愛想氣のない汁粉やを音づれて、何うだ儲けがあるかえと言へば、正さんお前好い處へ來た、我れが饀この種なしに成つて最う今からは何を賣らう
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)