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大鉞
ふりがな文庫
“大鉞”の読み方と例文
読み方
割合
おおまさかり
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おおまさかり
(逆引き)
二十名も来たろうか、稀れな
大鉞
(
おおまさかり
)
を
提
(
さ
)
げたのや、
錆
(
さ
)
びた
長柄
(
ながえ
)
をかかえ込んだのが、赤い火光をうしろに背負い、黒々と立ち
淀
(
よど
)
んで
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そうしてこの部屋の出入り口に近い、片寄ったところには
大蔵
(
おほくら
)
ヶ
谷
(
やつ
)
右衛門
(
うえもん
)
が、
大鉞
(
おおまさかり
)
を
砥石
(
といし
)
へかけて、ゴシゴシと
磨
(
と
)
いでいた。
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
壁には、象を料理するのじゃないかと思うほどの
大鉞
(
おおまさかり
)
や
大鋸
(
おおのこぎり
)
、さては小さい
青竜刀
(
せいりゅうとう
)
ほどもある
肉切庖丁
(
にくきりほうちょう
)
などが、
燦爛
(
さんらん
)
たる
光輝
(
ひかり
)
を放って掛っていた。
爬虫館事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
大鉞(おおまさかり)の例文をもっと
(7作品)
見る
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
鉞
漢検1級
部首:⾦
13画
“大”で始まる語句
大
大人
大事
大袈裟
大分
大切
大抵
大概
大方
大丈夫
“大鉞”のふりがなが多い著者
林不忘
吉川英治
島崎藤村
国枝史郎
海野十三