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大金
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おおがね
ふりがな文庫
“
大金
(
おおがね
)” の例文
手足の動かぬを何にかせむ、
歌妓
(
うたひめ
)
にも売れざるを、
塵塚
(
ちりづか
)
に棄つべきが、目ざましき
大金
(
おおがね
)
になるぞとて、
北叟笑
(
ほくそえみ
)
したりしのみ。
照葉狂言
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「それだけでげすか。……井戸掘りに行きさえすれば、何かあっしに、
大金
(
おおがね
)
の授かることがあるんでしょうか」
宮本武蔵:07 二天の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
お里が頼む中、両手を後へ廻し、端折を直し「べらばうめえ、
大金
(
おおがね
)
になる大仕事だ、そこ放しやあがれ」と両手の掌に軽く
唾
(
つば
)
をふきかけて、その掌を
揉合
(
もみあわ
)
せ、下手へ行く。
いがみの権太:(明治二十九年一月、明治座)
(新字旧仮名)
/
三木竹二
(著)
始めはあの新説で世間を
呀
(
あ
)
ッと云わせて
虚名
(
きょめい
)
を博しよう位のところだったらしいが、いよいよというときには事務室の金庫から彼が
消費
(
つかい
)
こんだ
大金
(
おおがね
)
の
穴埋
(
あなう
)
めに、『赤外線男』を利用したわけだった。
赤外線男
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
自分を楽しませた後に、
室
(
むろ
)
の港へもってゆけば、
大金
(
おおがね
)
になる女だ、しかも今夜のは、やんごとなき
上﨟
(
じょうろう
)
の君で、年ばえも
瑞々
(
みずみず
)
しく、
金釵
(
きんさ
)
紅顔という
唐
(
から
)
の詩にある美人そのままの上玉だ、ぬかるなよ
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
大金
(
おおがね
)
もうけの
種
(
たね
)
金属人間
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
「それッ、
帆綱
(
ほづな
)
をひけ!
大金
(
おおがね
)
もうけだ」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“大金”の意味
《名詞》
大量の現金。大きな金額。
(出典:Wiktionary)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
“大金”で始まる語句
大金持
大金儲
大金亭
大金字塔
大金屋
大金剛石
大金奉行
大金満家