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金釵
ふりがな文庫
“金釵”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きんさい
50.0%
きんさ
33.3%
きんかん
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きんさい
(逆引き)
すると、
後堂
(
こうどう
)
のほの暗い片隅に、一夫人がその娘らしい者を抱いてすくんでいた。紅の光が眼をかすめた。珠や
金釵
(
きんさい
)
が泣きふるえているのである。
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
金釵(きんさい)の例文をもっと
(6作品)
見る
きんさ
(逆引き)
父の夢は子の胸に
復活
(
いきかえ
)
った。「
金釵
(
きんさ
)
」とか、「
香影
(
こうえい
)
」とか、そういう漢詩に残った趣のある言葉が正太の胸を往来した。
家:02 (下)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
金釵(きんさ)の例文をもっと
(4作品)
見る
きんかん
(逆引き)
中肉中背で、可哀らしい円顔をしている。
銀杏返
(
いちょうがえ
)
しに結って、体中で外にない赤い色をしている
六分珠
(
ろくぶだま
)
の
金釵
(
きんかん
)
を
挿
(
さ
)
した、たっぷりある髪の、
鬢
(
びん
)
のおくれ毛が、
俯向
(
うつむ
)
いている
片頬
(
かたほ
)
に掛かっている。
百物語
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
金釵(きんかん)の例文をもっと
(2作品)
見る
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
釵
漢検1級
部首:⾦
11画
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金釵環簪
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吉川英治
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