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後堂
ふりがな文庫
“後堂”の読み方と例文
読み方
割合
こうどう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうどう
(逆引き)
すると、
後堂
(
こうどう
)
のほの暗い片隅に、一夫人がその娘らしい者を抱いてすくんでいた。紅の光が眼をかすめた。珠や
金釵
(
きんさい
)
が泣きふるえているのである。
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
わたくしはかつて婦女を
後堂
(
こうどう
)
に
蓄
(
たくわ
)
えていたころ、絶えずこの事を考えていた。今日にあっても、たまたま
蘭燈
(
らんとう
)
の影暗きところに身を置くような時には、やはりこの事を考える。
西瓜
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
後堂(こうどう)の例文をもっと
(2作品)
見る
後
常用漢字
小2
部首:⼻
9画
堂
常用漢字
小5
部首:⼟
11画
“後”で始まる語句
後
後生
後退
後方
後悔
後姿
後家
後手
後日
後世
“後堂”のふりがなが多い著者
吉川英治
永井荷風