“大酒”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たいしゅ50.0%
おおざけ28.6%
たいしゆ14.3%
おほざけ7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すると鶴屋の主人あるじもついついその話につり込まれて六、七年前に大酒たいしゅで身をそこねた先代の親爺おやじから度々聞かされた話だといって
散柳窓夕栄 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
同時にあれほどの大酒おおざけも、喫煙もすっかりやめて、氏の遊蕩ゆうとう無頼ぶらいな生活は、日夜祈祷きとうの生活と激変してしまいました。
ペピイは生涯大酒たいしゆを飲み通したので、その飲んだ丈の酒の利足りそくを痰唾にして、毎日大地に払ひ戻すのかと思はれる。
老人 (新字旧仮名) / ライネル・マリア・リルケ(著)
息子むすこ平氣へいきなものです「またはじまつたよ。おつかさん、おまへ相變あひかはらず馬鹿正直ばかしやうじきだねえ、其樣そんなけち/\したこと此世このよわたれるかえ。」と大酒おほざけんで