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大概
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ていげえ
ふりがな文庫
“
大概
(
ていげえ
)” の例文
宜
(
え
)
いたって
大
(
えか
)
くなっていやらしく成ったもんだから、間ア悪がって……早く
負
(
ぶ
)
っされよ、
少
(
ちい
)
さえうちは
大概
(
ていげえ
)
私
(
わし
)
が
負
(
おぶ
)
ったんだ、
情夫
(
おとこ
)
が居るもんだから見えして
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
長「
才槌
(
せえづち
)
で二つや三つ擲って毀れるような物が道具になるか、
大概
(
ていげえ
)
知れた
事
(
こっ
)
た、耄碌しちゃア駄目だ」
名人長二
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
己
(
おれ
)
今聞いて居れば何だとえ、多助さんが圓次を殺し、荷を取って城下へ売ろうとしたとえ、多助さんは人を殺すような人か人でないか、あんたも
大概
(
ていげえ
)
分りそうなものだ
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
貴方
(
あなた
)
待ってくんなせえ、困った人だ皿を
投
(
ほう
)
っちゃア困りますよ、
弱
(
よえ
)
え者
虐
(
いじ
)
めして
貴方
(
あんた
)
困るじゃアねえか、
大概
(
ていげえ
)
にしてくんなせえ、
此家
(
こゝ
)
な
連藏
(
れんぞう
)
さんは居ねえが、
内儀
(
かみさん
)
は料理して居る
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
恒「
大概
(
ていげえ
)
分ってるから、
明日
(
あした
)
早く捜しに行こう」
名人長二
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
兼「おい兄い何うしたんだ、
大概
(
ていげえ
)
にしねえ」
名人長二
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“大概”の意味
《名詞・形容動詞》
大要。概略。あらまし。
凡そのもの、大部分。
一般的。普通。よくあることがら。
いい加減。ほどほど。
それなりにひどいさま。かなり悪いさま。
《形容動詞》
一般的に、ほとんど。
多分、おそらく。
すっかり。
そのくらいで、そろそろ。
(出典:Wiktionary)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
概
常用漢字
中学
部首:⽊
14画
“大”で始まる語句
大
大人
大事
大袈裟
大分
大切
大抵
大方
大丈夫
大勢