トップ
>
堯
>
ぎょう
ふりがな文庫
“
堯
(
ぎょう
)” の例文
新字:
尭
帝
堯
(
ぎょう
)
の時に、五つの星が天から落ちた。その一つは土の精で、
穀城
(
こくじょう
)
山下に墜ち、化して
※橋
(
ひきょう
)
の老人となって兵書を
張良
(
ちょうりょう
)
に授けた。
中国怪奇小説集:08 録異記(五代)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
むかし
堯
(
ぎょう
)
の
御世
(
みよ
)
に、
娥皇
(
がこう
)
、
女英
(
にょえい
)
という二人の御娘がありました。堯が
舜
(
しゅん
)
に世を
禅
(
ゆず
)
ろうというとき、舜はこばんで受けません。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
識
(
し
)
らず、この語
誠
(
まこと
)
に
然
(
しか
)
るや。孟子曰く、否、これ君子の言に非ず、斉東の野人の語なり。
堯
(
ぎょう
)
老いて
舜
(
しゅん
)
摂
(
せつ
)
せるなり。
孔子
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
どうして、天の命にそうことができるであろうか。
堯
(
ぎょう
)
が
舜
(
しゅん
)
をえらんだのは、まことに、そのよろしきを得たものである。堯は、じつに、大聖人であつた。
天皇:誰が日本民族の主人であるか
(新字新仮名)
/
蜷川新
(著)
せめて元田宮中顧問官でも生きていたらばと思う。元田は真に陛下を敬愛し、君を
堯
(
ぎょう
)
舜
(
しゅん
)
に致すを
畢生
(
ひっせい
)
の精神としていた。せめて伊藤さんでも生きていたら。
謀叛論(草稿)
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
▼ もっと見る
「銭塘とは、わしの弟じゃ、
堯
(
ぎょう
)
の時の洪水は、あれが怒ったから起ったのじゃ」
柳毅伝
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
しかしながら、権力移動の歴史から見るならば、多くの天皇には、人倫にそむく醜いものがあった。昔から日本の天皇は、
堯
(
ぎょう
)
舜
(
しゅん
)
のような聖人君子ではなかった。
天皇:誰が日本民族の主人であるか
(新字新仮名)
/
蜷川新
(著)
堯
(
ぎょう
)
が
舜
(
しゅん
)
に世をゆずった例と同じもので、天に応じ人に従ったものであるが、玄徳にはその徳もないのにかかわらず、ただ自ら漢朝の
末裔
(
まつえい
)
だなどという系図だけを根拠として
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
堯を讃美する言葉の中の、「唯天を大なりとなす、唯
堯
(
ぎょう
)
之
(
これ
)
に
則
(
のっ
)
とる」
孔子
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
太師の徳望は、今や
巍々
(
ぎぎ
)
たるものですから、
古
(
いにしえ
)
の
舜
(
しゅん
)
が
堯
(
ぎょう
)
を受けたように、
禹
(
う
)
が舜の世を継いだように、太師がお立ちになれば、もう天下の人心は、自然、それにしたがうだろうと思います
三国志:03 群星の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“堯”の解説
堯(ぎょう)は、中国神話に登場する君主。姓は伊祁(いき)、名は放勲(ほうくん)。陶、次いで唐に封じられたので陶唐氏ともいう。儒家により神聖視され、聖人と崇められた。本来は古代中国の太陽神だったと考えられている。
(出典:Wikipedia)
堯
部首:⼟
12画
“堯”を含む語句
堯舜
帝堯
時堯
堯蓂日杲
門田堯佐
芻堯
朝山氏堯
幸堯
年羹堯
宗堯
佐竹右京大夫義堯
堯蓂
堯曰
堯恭
堯寛
堯佐妻
堯佐
利堯