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圖々
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づう/\
ふりがな文庫
“
圖々
(
づう/\
)” の例文
新字:
図々
彼女の
圖々
(
づう/\
)
しい冷淡さが、私をいら/\させたのである。また彼女は私を見た。しかも同じやうな
詮穿
(
せんさく
)
するやうな意識した眼で。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
何
(
なに
)
、
圖々
(
づう/\
)
しく、
私
(
わたし
)
が、お
送
(
おく
)
り
申
(
まを
)
しませう、と
云
(
い
)
ひかねもしませんが、
實
(
じつ
)
は、
然
(
さ
)
う
云
(
い
)
つた、
狂人
(
きちがひ
)
ですから、
二人
(
ふたり
)
で
連立
(
つれだ
)
つて
參
(
まゐ
)
つたんぢや、
尚
(
な
)
ほ
荒立
(
あらだ
)
てさせるやうなものですからね。……
艶書
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「さつき、
圖々
(
づう/\
)
しく、お母さまに、あんな返答をした罰だ。窓掛の
背後
(
うしろ
)
になんか、こそ/\隱れやがつて、いまみたいな、あんな眼つきをすると、かうだぞ、この鼠!」
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
と
沓脱
(
くつぬぎ
)
の
傍
(
そば
)
へ
蹲
(
うづくま
)
つて、
揉手
(
もみで
)
をしながら、
圖々
(
づう/\
)
しい
男
(
をとこ
)
で、ずツと
顏
(
かほ
)
を
突出
(
つきだ
)
した。
片しぐれ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
圖
部首:⼞
14画
々
3画
“圖”で始まる語句
圖
圖星
圖柄
圖書館
圖太
圖中
圖分
圖拔
圖畫
圖書