“圖中”の読み方と例文
新字:図中
読み方割合
づちう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
圖中づちう粗製そせい石棒の例として掲げたるものは遠江豊田郡とよだごほり大栗安村にて發見はつけんせしもの、精製石棒の例として掲げたるものは羽後飽海あくみ郡上郷村にて發見はつけんせしもの、とも理科大學人類學教室りくわだいがくじんるゐがくきやうしつの藏品なり。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
身体裝飾しんたいそうしよくとして用ゐられしならんとおもはるる土製品どせいひんは極めてまれにして、好例こうれいとして示すべき物は余の手近てぢかには唯一個有るのみなり。(圖中づちう下段げだん右のはしを見よ)此品は大森貝塚おほもりかいづかより發見されたり。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)