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噺聲
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はなしごゑ
ふりがな文庫
“
噺聲
(
はなしごゑ
)” の例文
然
(
しか
)
しながら
假令
(
たとひ
)
どうでも
噺聲
(
はなしごゑ
)
が
聞
(
きこ
)
えて
青
(
あを
)
い
煙
(
けぶり
)
が
立
(
た
)
つて
居
(
ゐ
)
れば、
僅
(
わづか
)
でも
血
(
ち
)
が
循環
(
めぐ
)
つて
居
(
ゐ
)
るものゝやうに
活
(
い
)
きて
見
(
み
)
えるのであるが
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
おつぎは
更
(
さら
)
に
篠
(
しの
)
を
分
(
わ
)
けておりようとすると、
其處
(
そこ
)
も
崖
(
がけ
)
で
目
(
め
)
の
前
(
まへ
)
にひよつこりと
高瀬船
(
たかせぶね
)
の
帆柱
(
ほばしら
)
が
闇
(
やみ
)
を
衝
(
つ
)
いて
立
(
たつ
)
て
居
(
ゐ
)
る。
水
(
みづ
)
に
近
(
ちか
)
くこそ/\と
人
(
ひと
)
の
噺聲
(
はなしごゑ
)
が
聞
(
きこ
)
える。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
噺
漢検準1級
部首:⼝
16画
聲
部首:⽿
17画
“噺”で始まる語句
噺
噺家
噺手
噺合
噺込