噛切かみきり)” の例文
ひろひ念頃ねんごろとぶらたくぞんじたづね候と申ゆゑ數多あまたの骨の中にていかでか是が親の骨と分かるべきやと申候に彦三郎しぼり骨へかける時は他人たにんの骨へは染込しみこむ事なく父の骨なれば染込候ゆゑゆび噛切かみきり
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
掛て見候とて噛切かみきりたる指を見せしにつき私しどもゝ其孝心を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)