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問糺
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といたゞ
ふりがな文庫
“
問糺
(
といたゞ
)” の例文
目科は「出来るとも僕が此事件の詮鑿を頼まれて居るでは無いか
仮令
(
たと
)
い夜の
夜半
(
よなか
)
でも必要と認れば其罪人に逢い
問糺
(
といたゞ
)
す事を許されて居る」
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
八「はい
私
(
わし
)
はそれに相違ねえが、深くお
問糺
(
といたゞ
)
しをなさるのは
私
(
わし
)
を疑ぐんなさるのかえ」
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
... 知らぬから
未
(
ま
)
だ合点が行かぬと云う丈の事」判事は目科の横鎗にて再び幾分の
危
(
あやぶ
)
む念を浮べし如く「今夜
早速
(
さっそく
)
牢屋へ行き
篤
(
とく
)
と藻西太郎に
問糺
(
といたゞ
)
して見よう」
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
最前から森下の
植込
(
うえご
)
みの蔭に腕を組んで様子を
窺
(
うかご
)
うて居るのは
彼
(
か
)
の遠山權六で、
曩
(
さき
)
に松蔭の家来有助を取って押えたが、松蔭がお羽振が
宜
(
い
)
いので、事を
問糺
(
といたゞ
)
さず、無闇に人を
引括
(
ひっくゝ
)
り、
上
(
かみ
)
へ手数を掛け
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
... まで
何
(
ど
)
うか仕ようと云うのでしょう」目科は今までに余が見し事なきほど厳そかなる調子にて「裁判所は決して貴女の敵では有ません唯
問糺
(
といたゞ
)
す
丈
(
だけ
)
の事です、 ...
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
問
常用漢字
小3
部首:⼝
11画
糺
漢検1級
部首:⽷
7画
“問”で始まる語句
問
問題
問屋
問答
問屋場
問合
問掛
問注所
問詰
問者