トップ
>
唖者
>
をし
ふりがな文庫
“
唖者
(
をし
)” の例文
と、五六
間
(
けん
)
手前
(
てまへ
)
から
叱
(
しか
)
り付けた。
唖者
(
をし
)
の
子等
(
こら
)
は人の
気勢
(
けはひ
)
に
駭
(
おどろ
)
いて、手に手に
紅
(
あか
)
い
死人花
(
しびとばな
)
を持つた
儘
(
まヽ
)
畑
(
はたけ
)
を
横切
(
よこぎ
)
つて、半町も無い
鹿
(
しヽ
)
ヶ
谷
(
たに
)
の盲唖院へ駆けて帰つた
蓬生
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
(著)
お濱さんは居なかつたがおなじ様に
鼠色
(
ねずみいろ
)
の
無地
(
むぢ
)
の
単衣
(
ひとへ
)
を着た盲唖院の
唖者
(
をし
)
の男の子が二人、
沼
(
ぬま
)
の岸の
熊笹
(
くまさヽ
)
が茂つた中に
蹲
(
しや
)
がんで、手真似で何か話し乍ら
頷
(
うなづ
)
き合つて居た。
蓬生
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
(著)
唖
漢検準1級
部首:⼝
10画
者
常用漢字
小3
部首:⽼
8画
“唖”で始まる語句
唖
唖然
唖々
唖女
唖気
唖児
唖鈴
唖子
唖々子
唖妣烟