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和殿
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わどの
ふりがな文庫
“
和殿
(
わどの
)” の例文
とまれ文角ぬし、
和殿
(
わどの
)
が言葉にせめられて、今こそ一
期
(
ご
)
の思ひ出に、聴水物語り候べし。黄金ぬしも聞き給へ
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
「おいのう。何もかも
和殿
(
わどの
)
のお蔭で、このようによい年を迎えさせて貰うておる。
年齢
(
とし
)
は覚えぬものというが、いつかこの身も
古稀
(
こき
)
を一つ越えましたわいの」
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
和殿
(
わどの
)
は
正直
(
しやうぢき
)
の
聞
(
きこ
)
えある人なれば
幽霊
(
いうれい
)
の証人にたのみ申也、これも人の為也といふ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
「一体、
和殿
(
わどの
)
は誰方でござる? お名乗り下さらば、お助け申しましょう」
現代語訳 平家物語:09 第九巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
「
和殿
(
わどの
)
の六波羅泊りも、はや二十日余りだの。洛中洛外の見物も、まずは、あらましというところか」
私本太平記:01 あしかが帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
『そうか。
和殿
(
わどの
)
の眼も、あれと見たか。——この春、諸国の牧から
上
(
のぼ
)
って来た四、五十頭のうちでも、まず、あの
青毛
(
あおげ
)
の
四歳駒
(
よんさいごま
)
に及ぶ
逸駿
(
いつしゅん
)
はない。こう見ていても、ほれぼれする』
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「こうあるのが、当然じゃ。これは、
和殿
(
わどの
)
をまもる亡き良持どのの計いであろ」
平の将門
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「ここは、
和殿
(
わどの
)
の父、
大介義明
(
おおすけよしあき
)
のやしきであったか」
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
『知らぬ。……
和殿
(
わどの
)
は、知っておるというのか』
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
和
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
殿
常用漢字
中学
部首:⽎
13画
“和”で始まる語句
和
和尚
和蘭
和睦
和泉
和子
和蘭陀
和歌
和女
和郎