“吹付”の読み方と例文
読み方割合
ふきつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
吾等われらおどろいて立上たちあがる、途端とたんもあらせず! ひゞきたちま海上かいじやうあたつて、天軸てんじく一時いちじくだぶがごとく、一陣いちぢん潮風ていふうなみ飛沫とばしりともに、サツと室内しつない吹付ふきつけた。
その煙がおかの方へ吹付ふきつけられるので、陸の方で喧しく云う。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)