トップ
>
同伴
>
どうはん
ふりがな文庫
“
同伴
(
どうはん
)” の例文
離れて
涅槃
(
ねはん
)
の道に引導すべければ是より我が
庵
(
いほり
)
に參られよとて夫より上新田村の無量庵へ
同伴
(
どうはん
)
なし
懇切
(
ねんごろ
)
に弔ひければ安五郎は
厚
(
あつ
)
く禮を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「海上はなはだあらく、ひどくなやまされた。とちゅうパリに一
泊
(
ぱく
)
。妹クリスチーナを
同伴
(
どうはん
)
四時に行く。出むかえの馬車をたのむ。マチア」
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
どこへ旅行する時にも、彼はいつもその妻と
同伴
(
どうはん
)
した。唯一の例外は、二児を連れて焼津へ行った時だけだった。
小泉八雲の家庭生活:室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ
(新字新仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
あなたを
同伴
(
どうはん
)
することは、ひじょうに、ゆかいなことにちがいない。
旅費
(
りょひ
)
はわたしが持ちますよ。
影
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
真佐子は
淑女
(
しゅくじょ
)
らしく胸を反らしたまま軽く目礼した。復一はたじろいで思わず真佐子の正面を
避
(
さ
)
けて横を向いたが、注意は耳いっぱいに集められた。真佐子は
同伴
(
どうはん
)
の友達に
訊
(
たず
)
ねられてるようだ。
金魚撩乱
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
▼ もっと見る
見せられし故
同道
(
どうだう
)
致さんと存ぜしに
連
(
つれ
)
の女の
在處
(
ありか
)
未
(
ま
)
だ知れぬにより尋ね出し
同伴
(
どうはん
)
の上
參
(
まゐる
)
と申され
右等
(
みぎら
)
の話にて甚だ手間取亥の刻近き頃たどり參りし處辨天堂の前にて
躓
(
つまづ
)
きたれども
刻限
(
こくげん
)
は延引致し氣は
急
(
せく
)
により死人共
心付
(
こゝろづか
)
ず其儘歸宅いたし翌朝相良へ御
召捕
(
めしとり
)
に相成し事は此程申上し通りに候と申せば大岡殿シテ其
武士
(
さぶらひ
)
の連の女の
在所
(
ありか
)
は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“同伴”の意味
《名詞》
同 伴(どうはん)
一緒になって行くこと。
(出典:Wiktionary)
同
常用漢字
小2
部首:⼝
6画
伴
常用漢字
中学
部首:⼈
7画
“同伴”で始まる語句
同伴者
同伴立
同伴者作家