トップ
>
可児
>
かに
ふりがな文庫
“
可児
(
かに
)” の例文
山崎
(
やまざき
)
の
合戦
(
かっせん
)
で、
敵
(
てき
)
の首が
腰
(
こし
)
につけきれず、
笹
(
ささ
)
にさして
実検
(
じっけん
)
にそなえたというので、
可児
(
かに
)
というよりも、
笹
(
ささ
)
の
才蔵
(
さいぞう
)
の名のほうが
民間
(
みんかん
)
には
親
(
した
)
しみがある。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
同家のあった美濃の国
可児
(
かに
)
郡の郡名をとり菅沼可児彦と名づけたのもある。
故郷七十年
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
その本流と
可児
(
かに
)
川の
合
(
がっ
)
するところ、
急奔
(
きゅうほん
)
し衝突し、抱合し、反撥する余勢は、
一旦
(
いったん
)
、一大
鉄城
(
てつじょう
)
のごとく
峭立
(
しょうりつ
)
し突出する
黒褐
(
こっかつ
)
の岩石層の絶壁に殺到し、遮断されて水は水と
撃
(
う
)
ち、力は力と
抗
(
さから
)
い
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
可児
(
かに
)
君
可児君の面会日
(新字旧仮名)
/
岸田国士
(著)
また、今日とて美濃にこそあれ、大垣、岐阜、池尻の三城を父子で持ち、むすめ
聟
(
むこ
)
の森武蔵守
長可
(
ながよし
)
も
可児
(
かに
)
郡
兼山
(
かねやま
)
の城主である。めぐまれていないとはいえない。不平もあろうはずはない。
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
その本流と
可児
(
かに
)
川の合するところ、急奔し、衝突し、抱合し、反※する余勢は、一旦、一大鉄城のごとく峭立し突出する黒褐の岩石層の絶壁に殺到し、遮断されて、水は水と撃ち、力は力と
抗
(
あらが
)
ひ
日本ライン
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
美濃
可児
(
かに
)
郡帷子町大字東・西帷子
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
“可児”の意味
《固有名詞》
可児(かに)
岐阜県南部にある地名。可児市もしくは可児郡のこと。
小惑星帯にある小惑星の一つ。名は1に因む。
(出典:Wiktionary)
可
常用漢字
小5
部首:⼝
5画
児
常用漢字
小4
部首:⼉
7画
“可児”で始まる語句
可児才蔵
可児郷
可児才蔵吉長