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古諺
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こげん
ふりがな文庫
“
古諺
(
こげん
)” の例文
「兵は凶器なり」という支那の
古諺
(
こげん
)
にも、戦争を以て「正義人道を亡す暴力なり」とするトルストイの抗議にも私は無条件に同意する者です。
何故の出兵か
(新字新仮名)
/
与謝野晶子
(著)
ふぐを恐ろしがって食わぬ者は、「ふぐは食いたし命は惜しし」の
古諺
(
こげん
)
に引っかかって味覚上とんだ損失をしている。
河豚食わぬ非常識
(新字新仮名)
/
北大路魯山人
(著)
注意深い彼に似合わしからぬ立派な犯跡をのこすことになるのでネ。ところが御覧のとおりダイヤルは受信機の下に転げこみ、
所謂
(
いわゆる
)
灯台下暗
(
とうだいもとくら
)
しの
古諺
(
こげん
)
に彼奴はしてやられたのです。
赤耀館事件の真相
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
憫むべき鱷は斯の如き長大なる物を呑みたる為め頻に落涙しをれり。我国の
古諺
(
こげん
)
に曰く。
速
(
まね
)
かざる客は
韃靼人
(
だつたんじん
)
よりも
忌
(
い
)
まると。鱷は
縦令
(
たとへ
)
落涙すとも、胃中の寄住者を
如何
(
いかん
)
ともする事能はざるなり。
鱷
(新字旧仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
スコッファーン説に、スコットランドの
古諺
(
こげん
)
に、犬の命三つ合せて馬の命、それを三つ合せて人の命、それから鹿、鷲、
槲樹
(
かしわ
)
と、三倍ずつで進み増すとあるそうで、馬と鹿の間に人があるも面白い。
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
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古諺
(
こげん
)
に
曰
(
い
)
ふ。
上杉謙信
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
古
常用漢字
小2
部首:⼝
5画
諺
漢検準1級
部首:⾔
16画
“古”で始まる語句
古
古今
古渡
古河
古市
古風
古家
古物
古文書
古代