古語こご)” の例文
古語こごいふあり其以てする所を其由そのしたがふ所を其安んずる所を察す人いづくんぞかくさん哉人いづくんぞかくさん哉爰にいつはかざる者有り然れ共其者の眸瞳ひとみ動靜どうせい
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「はい。外のほうが安全で、ピカリッ抜いたッと来りゃア一目散もくさん古語こごにも申します。君子くんし危きに近よらず——」
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
かへりみられよ古語こごにもちゝちゝたればたりちゝちゝたらざればたらずと云に非ずや然る故に此度このたびの如き家の騷動さうどう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
さし大膽無敵だいたんふてき惡賊あくぞくにして大岡殿勤役きんやく中四五の裁許さいきよなりと世に云つたふると雖も長庵が白状はくじやうときに至り證據人忠兵衞をうらむこと卑怯ひけふ未練みれん小賊せうぞくなり古語こごに人の知ることなき
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)