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取
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とッ
ふりがな文庫
“
取
(
とッ
)” の例文
ペエジを
遣
(
やッ
)
つ、
取
(
とッ
)
つして、眠気ざましに声を出して読んでいたが、こう夜が更けて、
可恐
(
おそろ
)
しく陰気に
閉
(
とざ
)
されると、低い声さえ、びりびりと氷を削るように唇へきしんで響いた。
霰ふる
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
と言い懸けて向直り、左側の焼芋屋の店へ、正面を切って
揺
(
ゆる
)
いで入る。この店は古いもので、
取
(
とッ
)
つきの
行燈
(
あんどう
)
に、——おいしくば買いに来て見よ
川越
(
かわごえ
)
の、と
仮名書
(
かながき
)
して、本場○焼
俵藤助
(
たわらとうすけ
)
——となん。
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“取”の解説
取(しゅ)とは、サンスクリット語およびパーリ語のウパーダーナ(pi: upādāna)に由来する言葉であり、「ある活動を活性化させ維持させる源や手段となる、燃料、物質的原因、気質」という意味である。
仏教では、アタッチメント、執着、掌握といった意味を指す重要概念である。これは渇愛(tṛṣṇā、トリシュナー)の結果として生じるものであり、煩悩の一種とされ、最終的には苦に繋がる。
(出典:Wikipedia)
取
常用漢字
小3
部首:⼜
8画
“取”を含む語句
取付
取着
奪取
取附
取除
取出
引取
請取
取換
取合
取扱
受取
取交
手間取
主取
気取
捗取
取締
取捨
取返
...