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卷狩
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まきがり
ふりがな文庫
“
卷狩
(
まきがり
)” の例文
新字:
巻狩
根
(
ね
)
を
拔
(
ぬ
)
いてストンと
貴女
(
あなた
)
、
靴
(
くつ
)
の
裏
(
うら
)
を
飜
(
かへ
)
して
遁
(
に
)
げた、
遁
(
に
)
げると
成
(
な
)
ると
疾
(
はや
)
い
事
(
こと
)
!……
卷狩
(
まきがり
)
へ
出
(
で
)
る
猪
(
ゐのしゝ
)
ですな、
踏留
(
ふみと
)
まつた
學生
(
がくせい
)
を
突退
(
つきの
)
けて、
眞暗
(
まつくら
)
三寶
(
さんばう
)
に
眞先
(
まつさき
)
へ
素飛
(
すつと
)
びました。
艶書
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「わし等とつさまの若い時分にや
下川
(
したか
)
の向うに鹿が
跳
(
は
)
ねてゐたもんだつて言ひやんす」と年よりは言ふ。十三代將軍が小金原の
卷狩
(
まきがり
)
には、私達の祖父も筑波で
捕
(
とら
)
へた二頭の猪を献上してゐる。
筑波ねのほとり
(旧字旧仮名)
/
横瀬夜雨
(著)
卷
部首:⼙
8画
狩
常用漢字
中学
部首:⽝
9画
“卷”で始まる語句
卷
卷煙草
卷莨
卷込
卷上
卷添
卷物
卷紙
卷鬚
卷帛