半人はんにん)” の例文
初め立戻り皆々はたへ集まりぬ此時左京は大膳に向ひ貴殿の御異見ごいけんしたがはず我意がいつのりて參りしか此雪で往來には半人はんにん旅客りよかくもなし夫ゆゑ諸方しよはう駈廻かけまはり漸く一人の旅人たびびと
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
印度教いんどけうるものは、いづれも不思議ふしぎばんなものばかり、三めんとかかほ手足てあし無數むすうなものとか、半人はんにん半獸はんじう半人はんにん半鳥はんてうなどのるゐ澤山たくさんある。佛教ぶつけうの五だい明王等めうわうとう印度教いんどけうからる。
妖怪研究 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)