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午近
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ひるちか
ふりがな文庫
“
午近
(
ひるちか
)” の例文
人目
(
ひとめ
)
を
避
(
さ
)
けるために、わざと
蓙巻
(
ござまき
)
を
深
(
ふか
)
く
垂
(
た
)
れた
医者駕籠
(
いしゃかご
)
に
乗
(
の
)
せて、
男衆
(
おとこしゅう
)
と
弟子
(
でし
)
の
二人
(
ふたり
)
だけが
付添
(
つきそ
)
ったまま、
菊之丞
(
きくのじょう
)
の
不随
(
ふずい
)
の
体
(
からだ
)
は、その
日
(
ひ
)
の
午近
(
ひるちか
)
くに、
石町
(
こくちょう
)
の
住居
(
すまい
)
に
運
(
はこ
)
ばれて
行
(
い
)
った。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
その誠が通ったか、あくる朝、江田善兵衛や村井河内守などが遊びに来て、何かと、
忌憚
(
きたん
)
のない話をして帰ったが、
午近
(
ひるちか
)
い頃、あらためて、政職の使いとして、益田孫右衛門が彼を迎えに来た。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
午
常用漢字
小2
部首:⼗
4画
近
常用漢字
小2
部首:⾡
7画
“午”で始まる語句
午
午後
午飯
午前
午餐
午過
午睡
午頃
午砲
午食