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勾引
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かどはか
ふりがな文庫
“
勾引
(
かどはか
)” の例文
追駈
(
おひかけ
)
昌次郎と途中にて行違ひと成り梅一人河原に
待
(
まち
)
居たる所雲助
風俗
(
ふうぞく
)
の者女を
勾引
(
かどはか
)
し來り打叩くを
傍
(
かたは
)
らにて梅は驚き
迯出
(
にげいだ
)
す所を又其者梅を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
愚なる者なればこそ人にも
勾引
(
かどはか
)
され候て、帰りたき空さへ見えぬ海山の果に泣倒れ居り候を、
誰一箇
(
たれひとり
)
も
愍
(
あはれ
)
みて救はんとは思召し
被下候
(
くだされさふら
)
はずや。御前様にも其の愚なる者を何とも
思召
(
おぼしめ
)
し
被下候
(
くだされさふら
)
はずや。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
勾引
(
かどはか
)
さんとする
折
(
をり
)
人違
(
ひとちが
)
ひ等にて九郎兵衞か惣内の中にて兩人を殺し其始末に
困
(
こま
)
りし處より首を切て知れぬ樣になさん
爲
(
ため
)
衣類を着せ
替
(
かへ
)
九助を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
勾引
(
かどはか
)
しはいたしませんが彼は友達の松五郎と云が
連來
(
つれきた
)
りまして
我姪
(
わがめひ
)
なりと
段々
(
だん/\
)
頼
(
たの
)
みまする故據ろなく三浦屋は私し名前にして
賣込
(
うりこみ
)
たる趣きを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“勾引”の意味
《名詞》
捕らえて連行すること。
法令に基づき被告人、証人などを一定の場所に連行する強制処分。
(出典:Wiktionary)
勾
常用漢字
中学
部首:⼓
4画
引
常用漢字
小2
部首:⼸
4画
“勾”で始まる語句
勾配
勾欄
勾玉
勾当
勾
勾践
勾坂
勾璁
勾当内侍
勾珠