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勾践
ふりがな文庫
“勾践”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こうせん
66.7%
コウセン
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうせん
(逆引き)
あとで
勾践
(
こうせん
)
が魚を
割
(
さ
)
いてみると、なつかしや范蠡の筆である。主君よ、范蠡がおります、どんな辱に耐えても死に給うな、としてあった。
私本太平記:05 世の辻の帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
成程
(
なるほど
)
、私が唾を吐くのは確かに空中の埃のせいではあったが、そういわれて見ると、また先程の「天
勾践
(
こうせん
)
を空しゅうする
勿
(
なか
)
れ」の恥ずかしさや、一人ぼっちの
間
(
ま
)
の悪さ
虎狩
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
勾践(こうせん)の例文をもっと
(4作品)
見る
コウセン
(逆引き)
宮はとっさに、
傍
(
かたわ
)
らの桜の大樹の肌を削って、道誉の矢立の筆を借りうけ——天、
勾践
(
コウセン
)
ヲ——の二行十字の詩句を半ば夢心地で書いたのだった。
私本太平記:05 世の辻の帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
天
(
テン
)
勾践
(
コウセン
)
ヲ空シウスル
莫
(
ナカ
)
レ
私本太平記:11 筑紫帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
勾践(コウセン)の例文をもっと
(2作品)
見る
“勾践”の解説
勾践(こうせん)は、中国春秋時代後期の越の王。范蠡の補佐を得て、当時華南で強勢を誇っていた呉を滅ぼした。春秋五覇の一人に数えられることもある。句践とも表記される。越侯允常の子で、楚の恵王の外祖父にあたる。
(出典:Wikipedia)
勾
常用漢字
中学
部首:⼓
4画
践
常用漢字
中学
部首:⾜
13画
“勾”で始まる語句
勾配
勾欄
勾引
勾玉
勾当
勾
勾坂
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