たえ)” の例文
けだしその船の大小、人員の多寡たか、いまだ知るべからずといえども、動物の属その数億のみならず、あにことごとくこれをするにたえんや。
教門論疑問 (新字新仮名) / 柏原孝章(著)
経て近々結婚せらるゝよし侯爵は英敏閑雅今業平の称むなしからざる好男子なるは人の知所しるところなれば令嬢の艶福えんぷく多いかな侯爵の艶福もまた多いかな艶福万歳羨望せんぼういたりたえ
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)