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加納
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かのう
ふりがな文庫
“
加納
(
かのう
)” の例文
すぐ
彼方
(
かなた
)
の
加納
(
かのう
)
の渡しを越えると、わずか一里にして北方郷となり、彼女のふるさとの小野の里は
長良
(
ながら
)
街道の山ぞいにあった。
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
喜三郎は寺の門を出ながら、
加納
(
かのう
)
親子や左近の霊が彼等に
冥助
(
みょうじょ
)
を与えているような、気強さを感ぜずにはいられなかった。
或敵打の話
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
猟師 (振りむいて)はい、美濃の
加納
(
かのう
)
へ行くならこの道だ、
下原
(
しもばら
)
、
金山
(
かなやま
)
、
太田
(
おおた
)
と出て行くさ。
中山七里 二幕五場
(新字新仮名)
/
長谷川伸
(著)
玄碩の
初
(
はじめ
)
の
妻
(
さい
)
某氏には子がなかった。
後妻
(
こうさい
)
寿美
(
すみ
)
は
亀高村喜左衛門
(
かめたかむらきざえもん
)
というものの妹で、
仮親
(
かりおや
)
は
上総国
(
かずさのくに
)
一宮
(
いちのみや
)
の城主
加納
(
かのう
)
遠江守
久徴
(
ひさあきら
)
の医官
原芸庵
(
はらうんあん
)
である。寿美が二女を生んだ。長を
環
(
かん
)
といい、次を鉄という。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
「昨年は百六十名ほど来ましたが、この夏は六十名くらいでしょうか、それに岐阜
加納
(
かのう
)
竹ヶ鼻笠松の子供が一週に四、五回は先生に
連
(
つれ
)
られて参りました。そうです。五、七十名ずつ一ノ宮、奥町の子供も遊びに来ますで」
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
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南は
厚見
(
あつみ
)
、
加納
(
かのう
)
の平野から、西は
合渡
(
こうど
)
、
鏡島
(
かがしま
)
など長良川の流脈へわたって、織田軍の攻進は、日夜進んでいた。
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“加納”の意味
《固有名詞》
加 納(ガーナ)
ガーナの漢字表記。
(出典:Wiktionary)
加
常用漢字
小4
部首:⼒
5画
納
常用漢字
小6
部首:⽷
10画
“加納”で始まる語句
加納屋
加納藩
加納夏雄
加納將監
加納諸平
加納家
加納遠江守
加納暁
加納求馬
加納遠江