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割木
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わりき
ふりがな文庫
“
割木
(
わりき
)” の例文
「松、ちよつと栄坊を探してきてくれ。」とお父さんが松さんに頼む。
割木
(
わりき
)
を割つてゐた松さんは、「へえい。」といつて栄蔵を探しに出る。
良寛物語 手毬と鉢の子
(新字旧仮名)
/
新美南吉
(著)
割木
(
わりき
)
ほどの事も
大臺
(
おほだい
)
にして叱りとばさるゝ
婢女
(
はした
)
の身つらや、はじめ
受宿
(
うけやど
)
の
老媼
(
おば
)
さまが言葉には御子樣がたは
男女
(
なんによ
)
六人、なれども常住内にお出あそばすは御總領と末お二人
大つごもり
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
虎吉は食料は食料で取って、実際食う物は主人の物を食っているのである。春は笑ってこう云った。
割木
(
わりき
)
も別当さんのは「見せ割木」で、いつまで立っても減ることはないと云った。
鶏
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
割木
(
わりき
)
ほどの
事
(
こと
)
も
大臺
(
おほだい
)
にして
叱
(
しか
)
りとばさるる
婢女
(
はした
)
の
身
(
み
)
つらや、はじめ
受宿
(
うけやど
)
の
老媼
(
おば
)
さまが
言葉
(
ことば
)
には
御子樣
(
おこさま
)
がたは
男女
(
なんによ
)
六
人
(
にん
)
、なれども
常住
(
じやうぢう
)
家内
(
うち
)
にお
出
(
いで
)
あそばすは
御總領
(
ごそうりやう
)
と
末
(
すゑ
)
お
二人
(
ふたり
)
大つごもり
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
割
常用漢字
小6
部首:⼑
12画
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
“割”で始まる語句
割
割烹
割合
割拠
割籠
割箸
割符
割下水
割愛
割前