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前面
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むこう
ふりがな文庫
“
前面
(
むこう
)” の例文
水色
真青
(
まっさお
)
にして物凄い所であります。
前面
(
むこう
)
には皀莢滝と申します大滝が有りまして、ドウードッと云うすさまじい水音でございます。
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
それよりも
更
(
もッ
)
と不思議なは、忽然として
万籟
(
ばんらい
)
死して
鯨波
(
ときのこえ
)
もしなければ、銃声も聞えず、音という音は皆消失せて、唯何やら
前面
(
むこう
)
が蒼いと思たのは、大方空であったのだろう。
四日間
(新字新仮名)
/
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
(著)
中に
一条
(
ひとすじ
)
、つるくさ交りの
茅萱
(
ちがや
)
高く、
生命
(
いのち
)
を
搦
(
から
)
むと芭蕉の句の
桟橋
(
かけはし
)
というものめきて、奈落へ
落
(
おつ
)
るかと谷底へ、すぐに
前面
(
むこう
)
の峠の松へ、
蔦蔓
(
かずら
)
で釣ったように
攀
(
よ
)
ずる
故道
(
ふるみち
)
の、細々と通じているのが
わか紫
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
前
常用漢字
小2
部首:⼑
9画
面
常用漢字
小3
部首:⾯
9画
“前”で始まる語句
前
前後
前途
前方
前垂
前刻
前様
前栽
前屈
前掛