“前借:ぜんしゃく” の例文
“前借:ぜんしゃく”を含む作品の著者(上位)作品数
吉川英治1
幸田露伴1
徳田秋声1
芥川竜之介1
“前借:ぜんしゃく”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
こう云う生活欲にられていた彼は勿論原稿料の前借ぜんしゃくをしたり、父母兄弟に世話を焼かせたりした。
十円札 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
けれども今になって見ると、多少の前借ぜんしゃくの出来そうなのはわずかにこの雑誌社一軒である。
十円札 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
「もし工合がいいようだったら知らしてあげるから、ことによったらお前さんも来るといいわ。少しは前借ぜんしゃくも出来ようというんだからいいじゃないか。」
足迹 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
川岸かし女郎じょろうになる気で台湾たいわんへ行くのアいいけれど、前借ぜんしゃく若干銭なにがしか取れるというような洒落た訳にゃあ行かずヨ、どうも我ながら愛想あいその尽きる仕義だ。
貧乏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
ただの屋敷奉公では、前借ぜんしゃくなどという事は計ってくれませんし、前借のできる勤め奉公では――お茶屋、湯女ゆな船宿ふなやど、その他、水商売など種々いろいろございますが、それもせいぜい年三両か四両くらいしか貸してはくれませんので
死んだ千鳥 (新字新仮名) / 吉川英治(著)