トップ
>
別墅
>
べつしよ
ふりがな文庫
“
別墅
(
べつしよ
)” の例文
ボルゲエゼの
別墅
(
べつしよ
)
に婚禮あり。世に
罕
(
まれ
)
なるべき儀式を見よ。この風説は或る夕カムパニアなるドメニカがあばら屋にさへ洩れ聞えぬ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
股引
(
ももひき
)
の破れをつゞり、笠の緒付けかへて、三里に
灸
(
きゆう
)
すゆるより松島の月
先
(
ま
)
づ心にかゝりて、住める方は人に譲り
杉風
(
さんぷう
)
が
別墅
(
べつしよ
)
にうつる。
桜の実の熟する時
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
自分は𤍠い二杯の
老酒
(
ラオチウ
)
に酔つて更に諸友と馬車を駆り、日本人の多く住む米租界の
呉淞路
(
ウウソンロ
)
を過ぎ、
北四川路
(
きたしせんろ
)
の
新公園
(
ニウガアデン
)
を
観
(
み
)
、
白石
(
しらいし
)
六三郎氏の
別墅
(
べつしよ
)
六三園に小憩した。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
キケロの
別墅
(
べつしよ
)
はこゝを距ること遠からざるフオルミエにあり。
該撤
(
ケエザル
)
歿後、アントニウス一派の刺客キケロを刺さんと欲す。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
我等はこゝに
朝餐
(
あさげ
)
して、公子夫婦は
午時
(
ひるどき
)
まで休憩し、それより
驢
(
うさぎうま
)
を
倩
(
やと
)
ひてチベリウス帝の
別墅
(
べつしよ
)
の
址
(
あと
)
を訪はんとす。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
“別墅”の意味
《名詞》
別墅(べっしょ)
別荘。
(出典:Wiktionary)
別
常用漢字
小4
部首:⼑
7画
墅
漢検1級
部首:⼟
14画
“別”で始まる語句
別
別嬪
別離
別荘
別棟
別段
別懇
別々
別人
別品