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出居
ふりがな文庫
“出居”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
でい
85.7%
いでゐ
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
でい
(逆引き)
おどろに荒れた
出居
(
でい
)
の土間に、親子か夫婦か、手足の骨まで揃った骸骨が、より添うようなかたちで抱きあっているのは、すさまじいかぎりのながめであった。
ボニン島物語
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
今晩も電燈が点いたので、鶴見は
出居
(
でい
)
から
土間
(
どま
)
に降りて、定めの椅子を引き出して腰をおろす。鶴見の席は卓の幅の狭い側面を一人で占めることになっているのである。
夢は呼び交す:――黙子覚書――
(新字新仮名)
/
蒲原有明
(著)
出居(でい)の例文をもっと
(6作品)
見る
いでゐ
(逆引き)
眞鍮
(
しんちう
)
の
茶釜
(
ちやがま
)
の
白鳥
(
はくてう
)
、
出居
(
いでゐ
)
の
柱
(
はしら
)
に
行燈
(
あんどう
)
掛
(
か
)
けて、
燈
(
ともしび
)
紅
(
あか
)
く、おでん
燗酒
(
かんざけ
)
、
甘酒
(
あまざけ
)
もあり。
婦人十一題
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
出居(いでゐ)の例文をもっと
(1作品)
見る
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
居
常用漢字
小5
部首:⼫
8画
“出”で始まる語句
出
出来
出入
出鱈目
出來
出会
出立
出逢
出掛
出雲
検索の候補
水葉稚之出居
出來居
“出居”のふりがなが多い著者
蒲原有明
久生十蘭
泉鏡太郎
谷崎潤一郎
柳田国男
泉鏡花