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八重咲
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やへざき
ふりがな文庫
“
八重咲
(
やへざき
)” の例文
早
(
はや
)
其夜も
既
(
すで
)
に
亥刻
(
よつどき
)
過皆々
床
(
とこ
)
へ入たる
樣子
(
やうす
)
にて
座敷々々
(
ざしき/\
)
も
寂
(
しん
)
と成ければ
瀬川
(
せがは
)
は
用意
(
ようい
)
の
短刀
(
たんたう
)
を
隱
(
かく
)
し
持
(
もち
)
八重咲
(
やへざき
)
の座敷へ
行
(
ゆき
)
八重咲
(
やへざき
)
さん/\と
呼
(
よぶ
)
に
八重咲
(
やへざき
)
は何の
氣
(
き
)
も
付
(
つか
)
ずアイと
答
(
こた
)
へて
廊下
(
らうか
)
へ出るを
何
(
なに
)
か用を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
爭
(
あらそ
)
ひ入り來る故實に松葉屋の
大黒柱
(
だいこくばしら
)
金箱
(
かねばこ
)
と
持
(
もて
)
はやされ
全盛
(
ぜんせい
)
双
(
なら
)
ぶ方なく時めきける
中
(
うち
)
早
(
はや
)
其年も暮て享保七年四月
中旬
(
なかば
)
上方
(
かみがた
)
の客仲の町の
桐屋
(
きりや
)
と云ふ茶屋より松葉屋へ
上
(
あが
)
りけるに三人連にて
歴々
(
れき/\
)
と見え
歌浦
(
うたうら
)
八重咲
(
やへざき
)
幾世
(
いくよ
)
とて何も
晝三
(
ちうさん
)
の
名題
(
なだい
)
遊女を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“八重咲(八重咲き)”の解説
八重咲き(やえざき、Double-flowered)とは、花びらが重なって咲く花の咲き方のことで、普通は変わりものとして出現する。花が派手になるので園芸植物では喜ばれる。
(出典:Wikipedia)
八
常用漢字
小1
部首:⼋
2画
重
常用漢字
小3
部首:⾥
9画
咲
常用漢字
中学
部首:⼝
9画
“八重咲”で始まる語句
八重咲樣