トップ
>
備
>
ととの
ふりがな文庫
“
備
(
ととの
)” の例文
翌日博士は旅装を
備
(
ととの
)
え、発掘用の道具などは、雇った土人に担がせて、町の外れから駱駝に乗り、クウフ王の金字塔へ、希望に満たされて乗り込んで行った。
木乃伊の耳飾
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
それより共に手伝ひつつ、
櫨
(
はじ
)
の弓に
鬼蔦
(
おにづた
)
の
弦
(
つる
)
をかけ、
生竹
(
なまだけ
)
を
鋭
(
と
)
く削りて矢となし、用意やがて
備
(
ととの
)
ひける。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
「和服にしろ、洋服にしろ、帽子を被って初めて
容
(
かたち
)
が
備
(
ととの
)
うんだ。軍人を見給え。禿げるからって、帽子を被らないで歩く将校も兵隊もない。君達は我儘だ。そこに何か不純なものがある」
人生正会員
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
“備”の解説
備(そなえ)は、戦国時代から江戸時代において戦時に編成された部隊。
各種足軽(弓・鉄砲・槍)隊、騎馬武者隊、小荷駄隊などで構成され、独立した作戦行動を採れる基本単位を指す。
(出典:Wikipedia)
備
常用漢字
小5
部首:⼈
12画
“備”を含む語句
準備
設備
備付
具備
後備
神南備
凖備
備中
下準備
準備中
備附
備忘録
備中守
兼備
備前物
脇備
神奈備
甘南備
赤備
整備
...