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傍
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カタ
ふりがな文庫
“
傍
(
カタ
)” の例文
而も二首ながら「あしびきの此
傍
(
カタ
)
山の……」と言つて木の事を言ふのは、
大殿祭
(
オホトノホカヒ
)
や
山口祭
(
ヤマクチマツリ
)
の祝詞と一筋で、新室祝言の型なる事を明らかに見せて居る。
国文学の発生(第四稿):唱導的方面を中心として
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
朝晴れて 芽ぶきに早き
傍
(
カタ
)
山の
辛夷
(
コブシ
)
一もと 照り出でにけり
鵠が音:01 鵠が音
(新字旧仮名)
/
折口春洋
(著)
その為、かうした形をとつたのである。謂はゞ、丘の
傍
(
カタ
)
の「土地」といふ形でも宜いのである。
熟語構成法から観察した語根論の断簡
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
天皇は吉野を出て宇治の奥、田原
ノ
里で、里人の情の
煨
(
ヤ
)
き栗・ゆで栗を
傍
(
カタ
)
山の
岨
(
そへ
)
に埋めて、わが身栄ゆるものならば、此栗生え出る様に、とうけひ給うたら、栗が生え出した。
愛護若
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
傍
常用漢字
中学
部首:⼈
12画
“傍”を含む語句
近傍
路傍
傍若無人
傍人
傍観
其傍
片傍
傍目
傍輩
傍聞
傍題
傍眼
両傍
傍岡
直傍
傍見
御傍
傍聴
傍視
傍々
...