“亂落”の読み方と例文
新字:乱落
読み方割合
らんらく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
暮色(ぼしよく)を帶(お)びた町(まち)はづれの踏切(ふみき)りと、小鳥(ことり)のやうに聲(こえ)を擧(あ)げた三人(にん)の子供(こども)たちと、さうしてその上(うへ)に亂落(らんらく)する鮮(あざやか)な蜜柑(みかん)の色(いろ)と——すべては汽車(きしや)の窓(まど)の外(そと)に、瞬(またた)く暇(ひま)もなく通(とほ)り過(す)ぎた。
蜜柑 (旧字旧仮名) / 芥川竜之介(著)