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乱落
ふりがな文庫
“乱落”のいろいろな読み方と例文
旧字:
亂落
読み方
割合
はふりお
50.0%
らんらく
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はふりお
(逆引き)
宮は見るより驚く
遑
(
いとま
)
もあらず、
諸共
(
もろとも
)
に砂に
塗
(
まび
)
れて
掻抱
(
かきいだ
)
けば、閉ぢたる
眼
(
まなこ
)
より
乱落
(
はふりお
)
つる涙に浸れる灰色の
頬
(
ほほ
)
を、月の光は悲しげに
彷徨
(
さまよ
)
ひて、迫れる息は
凄
(
すさまし
)
く波打つ胸の響を伝ふ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
乱落(はふりお)の例文をもっと
(1作品)
見る
らんらく
(逆引き)
暮色を帯びた町はずれの踏切りと、小鳥のように声を挙げた三人の子供たちと、そうしてその上に
乱落
(
らんらく
)
する
鮮
(
あざやか
)
な蜜柑の色と——すべては汽車の窓の外に、
瞬
(
またた
)
く暇もなく通り過ぎた。
蜜柑
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
乱落(らんらく)の例文をもっと
(1作品)
見る
乱
常用漢字
小6
部首:⼄
7画
落
常用漢字
小3
部首:⾋
12画
“乱”で始まる語句
乱
乱暴
乱波
乱麻
乱杭
乱箭
乱杭歯
乱髪
乱暴者
乱次
“乱落”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
芥川竜之介