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はふりお
ふりがな文庫
“はふりお”の漢字の書き方と例文
語句
割合
乱落
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
乱落
(逆引き)
宮は見るより驚く
遑
(
いとま
)
もあらず、
諸共
(
もろとも
)
に砂に
塗
(
まび
)
れて
掻抱
(
かきいだ
)
けば、閉ぢたる
眼
(
まなこ
)
より
乱落
(
はふりお
)
つる涙に浸れる灰色の
頬
(
ほほ
)
を、月の光は悲しげに
彷徨
(
さまよ
)
ひて、迫れる息は
凄
(
すさまし
)
く波打つ胸の響を伝ふ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
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