中心まんなか)” の例文
八幡様や太閤様の朝鮮征伐、から天竺てんじくの交通のカナメ処になって、外国をピリピリさせていた名所旧跡は、みんな博多を中心まんなかにして取囲んでいるんだ。
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
多勢おほぜいのものはのこらず言下ごんかに、ねずみ中心まんなかにしておほきなつくつてすわりました。あいちやんは怪訝けゞんかほしながらはなさずました、でも早速さつそく乾燥かわかさなければ屹度きつとわる風邪かぜくとおもひましたから。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)