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世間咄
ふりがな文庫
“世間咄”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
せけんばな
50.0%
せけんばなし
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せけんばな
(逆引き)
慧鶴は折角、寝ても覚めても思索一途に
嵌
(
はま
)
り込めるようになった心境の鍛錬を俗人との
世間咄
(
せけんばな
)
しに乱されてしまうのは惜しくて堪らなかった。
宝永噴火
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
長閑気
(
のんき
)
でこうして遊びに来るとは、清吉
汝
(
おまえ
)
もおめでたいの、
平生
(
いつも
)
は
不在
(
るす
)
でも飲ませるところだが今日は私は
関
(
かま
)
えない、
海苔
(
のり
)
一枚焼いてやるも厭ならくだらぬ
世間咄
(
せけんばな
)
しの相手するも虫が嫌う
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
世間咄(せけんばな)の例文をもっと
(2作品)
見る
せけんばなし
(逆引き)
紅葉もまた打解けて少しも
蟠
(
わだかま
)
りがなく用件以外の
四方山
(
よもやま
)
の
世間咄
(
せけんばなし
)
をしてその夜を
更
(
ふ
)
かした。
硯友社の勃興と道程:――尾崎紅葉――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
社交的応酬は余り上手でなかったが、
慇懃
(
いんぎん
)
謙遜な言葉に誠意が
滔
(
あふ
)
れて人を心服さした。弁舌は下手でも上手でもなかったが話術に長じていて、何でもない
世間咄
(
せけんばなし
)
をも面白く
味
(
あじわ
)
わせた。
二葉亭余談
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
世間咄(せけんばなし)の例文をもっと
(2作品)
見る
世
常用漢字
小3
部首:⼀
5画
間
常用漢字
小2
部首:⾨
12画
咄
漢検1級
部首:⼝
8画
“世間”で始まる語句
世間
世間並
世間体
世間話
世間的
世間態
世間摺
世間眼
世間見
世間門
検索の候補
世間
世間並
世間体
世間話
出世間
実世間
世間眼
世間的
世間見
世間態
“世間咄”のふりがなが多い著者
内田魯庵
幸田露伴
岡本かの子