トップ
>
世間咄
>
せけんばな
ふりがな文庫
“
世間咄
(
せけんばな
)” の例文
慧鶴は折角、寝ても覚めても思索一途に
嵌
(
はま
)
り込めるようになった心境の鍛錬を俗人との
世間咄
(
せけんばな
)
しに乱されてしまうのは惜しくて堪らなかった。
宝永噴火
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
長閑気
(
のんき
)
でこうして遊びに来るとは、清吉
汝
(
おまえ
)
もおめでたいの、
平生
(
いつも
)
は
不在
(
るす
)
でも飲ませるところだが今日は私は
関
(
かま
)
えない、
海苔
(
のり
)
一枚焼いてやるも厭ならくだらぬ
世間咄
(
せけんばな
)
しの相手するも虫が嫌う
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
世
常用漢字
小3
部首:⼀
5画
間
常用漢字
小2
部首:⾨
12画
咄
漢検1級
部首:⼝
8画
“世間”で始まる語句
世間
世間並
世間体
世間話
世間的
世間態
世間摺
世間眼
世間見
世間門