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よさのあきこ
ふりがな文庫
“
与謝野晶子
(
よさのあきこ
)” の例文
旧字:
與謝野晶子
与謝野晶子
(
よさのあきこ
)
さんがまだ
鳳
(
おおとり
)
晶子といわれた頃、「やははだの熱き血潮にふれもみで」の一首に世を驚したのは千駄ヶ谷の新居ではなかった
歟
(
か
)
。
葛飾土産
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
一人は外交官の奥さまに、一人は女優に——和歌をおこのみなさるうちでも、ことに
与謝野晶子
(
よさのあきこ
)
さんのを——
九条武子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
サンプルをお目にかければ、
床次竹二郎
(
とこなみたけじろう
)
、
菊池寛
(
きくちかん
)
、
与謝野晶子
(
よさのあきこ
)
、
山室軍平
(
やまむろぐんぺい
)
、
賀川豊彦
(
かがわとよひこ
)
、
喜多村緑郎
(
きたむらろくろう
)
、
中村吉右衛門
(
なかむらきちえもん
)
、
堺利彦
(
さかいとしひこ
)
、
丸山鶴吉
(
まるやまつるきち
)
、ざっとこんな工合である。
西隣塾記
(新字新仮名)
/
小山清
(著)
与謝野晶子
(
よさのあきこ
)
女史の『新訳源氏物語』の類を通読された人でも感じられた事と思うが、『源氏物語』のあの散文描写には、『伊勢物語』の和歌などにも見えることであるが
中世の文学伝統
(新字新仮名)
/
風巻景次郎
(著)
まだもっと
可笑
(
おか
)
しいのはあたしの
家
(
うち
)
の二階へ
上
(
あが
)
ると、
最勝寺
(
さいしょうじ
)
の塔が見えるんでしょう。そのまた塔の霞の中に
九輪
(
くりん
)
だけ光らせているところは
与謝野晶子
(
よさのあきこ
)
でも歌いそうなのよ。
文放古
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
▼ もっと見る
有名な
与謝野晶子
(
よさのあきこ
)
の大仏の歌にも、恋心が無いとは
誰
(
たれ
)
が言い切れるでしょう。思うて
此処
(
ここ
)
に至れば、古今仏像を恋した例の、必ずしも
少
(
すくな
)
くないことがおわかりだろうと思います
奇談クラブ〔戦後版〕:07 観音様の頬
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
福田
(
ふくだ
)
という女の社会主義者の事や、歌人として知られた
与謝野晶子
(
よさのあきこ
)
女史の事などの名が現われているのを葉子は注意した。しかし今の葉子にはそれが不思議に自分とはかけ離れた事のように見えた。
或る女:2(後編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
自分の最愛な細君へ警戒をしたという
莫迦
(
ばか
)
らしさとおなじで、女流のなかでさすがに立派な意見だと
頷
(
うなず
)
かれたのは、
与謝野晶子
(
よさのあきこ
)
女史と平塚らいてう氏であった。
芳川鎌子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
与
常用漢字
中学
部首:⼀
3画
謝
常用漢字
小5
部首:⾔
17画
野
常用漢字
小2
部首:⾥
11画
晶
常用漢字
中学
部首:⽇
12画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“与謝野”で始まる語句
与謝野
与謝野鉄幹
与謝野寛