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上流
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うえ
ふりがな文庫
“
上流
(
うえ
)” の例文
又
(
また
)
物
(
もの
)
の
調味
(
ちょうみ
)
には、あの
甘草
(
かんぞう
)
という
薬草
(
やくそう
)
の
粉末
(
こな
)
を
少
(
すこ
)
し
加
(
くわ
)
えましたが、ただそれは
上流
(
うえ
)
の
人達
(
ひとたち
)
の
調理
(
ちょうり
)
に
限
(
かぎ
)
られ、一
般
(
ぱん
)
に
使用
(
しよう
)
するものではなかったように
記憶
(
きおく
)
して
居
(
お
)
ります。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
強請
(
ごうせい
)
、
押借
(
おしがり
)
というようなことが、思うように効果があがらなくなったのと、いうところの
下剋上
(
げこくじょう
)
——
下級
(
した
)
の者すなわち貧民達が、
上流
(
うえ
)
の者を凌ぎ侵しても、昔のようには非難されず
弓道中祖伝
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
まだ
炎熱
(
あつ
)
いので
甲乙
(
ふたり
)
は閉口しながら
渓流
(
たにがわ
)
に沿うた道を
上流
(
うえ
)
の方へのぼると、右側の箱根細工を売る店先に一人の男が往来を背にして腰をかけ、品物を手にして店の女主人の
談話
(
はな
)
しているのを見た。
恋を恋する人
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
“上流”の意味
《名詞》
(じょうりゅう)川の流れの水源に近い部分。
(じょうりゅう)社会的地位や生活水準が高い階層の人々。
(じょうりゅう)(情報技術)開発プロセスにおける前半の工程を指す。一般に、分析、要件定義、外部設計を含む。
(じょうりゅう)(資源開発)石油や天然ガスなどの開発・生産事業を指す。
(かみりゅう)茶道の流派のひとつ。千家流のこと。
(出典:Wiktionary)
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
流
常用漢字
小3
部首:⽔
10画
“上流”で始まる語句
上流社會
上流社会
上流の席上
上流手
上流社会の者