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上包
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うはつゝみ
ふりがな文庫
“
上包
(
うはつゝみ
)” の例文
開
(
ひら
)
くでもなしに、
弁当
(
べんたう
)
を
熟々
(
つく/″\
)
視
(
み
)
ると、
彼処
(
あすこ
)
の、あの
上包
(
うはつゝみ
)
に
描
(
ゑが
)
いた、ばら/\
蘆
(
あし
)
に
澪標
(
みをつくし
)
、
小舟
(
こぶね
)
の
舳
(
みよし
)
にかんてらを
灯
(
とも
)
して、
頬被
(
ほうかむり
)
したお
爺
(
ぢい
)
の
漁
(
あさ
)
る
状
(
さま
)
を、ぼやりと一
絵具
(
ゑのぐ
)
淡
(
あは
)
く
刷
(
は
)
いて
描
(
ゑが
)
いたのが
銀鼎
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
包
常用漢字
小4
部首:⼓
5画
“上”で始まる語句
上
上手
上下
上方
上海
上衣
上野
上総
上人
上﨟