“小笠原”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おがさわら90.0%
をがさはら10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こんなたいへんな時にも、十六人の乗組員は、よく落ちついて働き、とくに小笠原おがさわら老人は、よく青年をはげまして、上陸の支度をした。
無人島に生きる十六人 (新字新仮名) / 須川邦彦(著)
「はい、監視機百九号です。いま小笠原おがさわら附近の上空を飛んでいますが、はるかに北東にむかって飛行中の空軍の大編隊をみつけました」
怪塔王 (新字新仮名) / 海野十三(著)
さりとは無作法ぶさはうおきつぎといふがものか、れは小笠原をがさはらか、何流なにりうぞといふに、お力流りきりうとてきく左法さはうたゝみさけのまする流氣りうぎもあれば、大平おほびらふたであほらする流氣りうぎもあり
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
小笠原をがさはらさん、つたんですね。」
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)